Switzerland
前向き先行指標(PLI)は国際社会保障協会(ISSA)が、ビジョンゼロに取り組む企業や団体が、その取り組みレベル、規模の大小、国際展開の有無にかかわらず活用して頂けるようにした無料提供ツールです。前向き先行指標(PLI)は、組織内部の安全・健康・ウェルビーイング向上のみならず、サプライチェーンのような社外パートナーでも用いることが可能です。また、他社とのベンチマークの為に使用するなど多様な目的で利用できます。PLIはビジョンゼロを推進し実践する組織、科学文献、国家機関、産業界などから提供される情報源や根拠、並びにプロジェクトチームや専門家や運営委員会の持つ専門知識や経験をもとに作成されました。このセッションでは、この指標の科学的根拠を示し、実用的な解決策の提供や応用例、また、企業による成果をご紹介します。
Japan
このセッションでは人間の行動原理の原則の概要と、行動分析を用いた実験の数例をご紹介します。行動分析においては、人はシステムの一部と考えられています。さらに、人の行動を管理、予測、量的評価することで、生産効率や安全行動を最適化する例を紹介します。機械安全リスク低減策における行動分析技術の使い道についてディスカッションを行います。将来、事故の予防、安全の確保だけではなく、罰則ではなく報酬のようなポジティブなサイクルによって、幸福や福祉が向上するよう社会システムを変えていく事が必要になります。行動分析はシステムを構築するうえで効果あるのです。
パワード外骨格は、脊髄損傷(SCI)の患者の独立した歩行をサポートするために使用され始めています。 これまで、歩行支援の方法論や外骨格の使いやすさについての報告がいくつかありますが、現在の状況では、セラピスト自身の労働安全対策についてはほとんど検討されていません。 介護者の安全チェックリストを作成するという目標の最初のステップとして、本研究では理学療法士の行動を観察および分析しました。