Japan
このセッションでは、さまざまな国の職場におけるVision Zero活動と安全衛生活動(ゼロ災キャンペーン)の例をご紹介します。製造現場においての労働災害、労働疾患、そして、リスク要因の削減、そしてゼロにすることが目的です。Vision Zeroは、あらゆる災害、疾患、傷害が予防可能であり、安全・健康・幸福であることは基本的な価値であるという考えを共有する企業や団体を巻き込んだグローバルなキャンペーンです。現在、1万以上もの企業や団体がこのキャンペーンに参画しており、その数は毎年増加しています。このセッションを通じて、労働におけるゼロ災を達成するための国際的なネットワークの構築を目指します。
IDECにおける安全文化構築の活動内容を紹介します。安全文化は4つの段階を経て進化します。
反応する段階 → 依存する段階 → 自主的な段階 → 啓発し合う学ぶ段階
安全文化を進化させるためには強い原動力が必要です。IDECの活動の特徴は、Vision Zero 7 Golden Rulesを活動の支柱としていることと、組織内にBelongingを醸成する巧みな取り組みを行なっている事です。Belongingとは、自分らしく能力を最大限に発揮しながら組織に関われる心地良さを感じることですが、Well-beingの重要な要素です。具体的な報告内容は以下のとおりです。
1.経営幹部のリーダーシップ
2.ISO45001マネジメントシステムがもたらした効果
3.Belongingを醸成する強力な2つのツール
・気付き報告
・リスクアセスメント活動シート
4.職種に応じた安全資格取得を奨励する人材育成